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プロフェッショナルからコミュニケーションの本質を学ぶ!トップアスリート研修アサヒロジスティクス様導入事例

インタビュー

企業

2022.12.8

ワクワクする楽しさと本質的な学びのある「トップアスリート研修」。
今回、「アサヒ人財育成大学(通称ALU)」という企業内大学でトップアスリート研修をご導入いただいているアサヒロジスティクス株式会社様にお話を伺いました。
同社は、埼玉県大宮に本社があり、毎日延べ18,500の店舗や物流施設に食品を納品されています。人が生きるために必要不可欠である「食」を支えている物流インフラ企業です。
トップアスリート研修の何に魅力を感じられたのか、ALUご担当井上様の人財教育への熱い想いと一緒にご紹介します。ぜひご一読ください!
〇ゲスト:
アサヒロジスティクス株式会社 人財本部採用育成グループ グループ長 井上健様
〇インタビュアー:
株式会社日本マンパワー 金子浩(トップアスリート研修担当)
〇執筆:株式会社日本マンパワー 鈴木逸保
目次 ※クリックすると各章にジャンプします【ここはアップ時に実装します】
1~7

1、まず初めに井上様のキャリアについて聴かせてください。

私は1999年7月に入社しました。入社後8年間は、私もドライバーとして食品をお客様の元にお届けする仕事をしていました。その後、運行管理者の仕事を4年、拠点の所長を2年経験した後に、2014年から社員教育担当として仕事をしています。
今回、トップアスリート研修を導入した「アサヒ人財育成大学(以下ALU)」は、前身となるものは以前からあったのですが、より力を入れていくという方針の元、制度・プログラムを整えてきました。社内の教育制度の構築に貢献できたかなと、感慨深いです。

2、トップアスリート研修を取り入れた「ALU」について教えてください。

アサヒ人財育成大学(ALU)は、希望者が自ら手を挙げて参加できる学びの場です。4つのコースがあり、それぞれのコースの中で様々なテーマのプログラムを取り入れています。今回のトップアスリート研修は、一般職からリーダーの方を対象とする「マネジメント・エッグコース」のプログラムの1つとして導入しました。
ALUには「研修51%、遊び49%」という想いがあり、プログラム設計を行う上でも大切にしています。まずは、「学びっていいもの。楽しいもの」と思ってもらいたいので、座学だけでなく、学びの要素を取り入れた非日常体験(例:マウンテンバイク・登山)も研修メニューに入れています。
また、ALUで同期をつくり、「お互いに助け合える社内ネットワークを作ってほしい」という狙いもあります。
入りやすい楽しい入り口にして、良い学び・人脈構築の場を作っていきたいです。

3、ALUにトップアスリート研修をご導入いただいた理由はなんでしょうか。

この研修を紹介いただいた時、ALUに込めた想いが詰まったプログラムだと思ったからです。私個人としても学生時代からずっと野球をやってきたため、スポーツを通して培った姿勢や能力はビジネスに活かせることがあると実感していました。そのため、スポーツの世界におけるプロフェッショナルのトップアスリートから、私たちの社員が学ぶ事は非常に多いと期待しました。

4、実際にトップアスリート研修をご覧になり、どのようにお感じになりましたか。

とても良かったです! 2022年9月に実施した研修では、「リーダーに求められるコミュニケーション」をテーマに、サッカー元日本代表の佐藤寿人さんから原体験をお話いただきました。チームのキャプテンというポジションで多くのリーダーシップ経験のある佐藤寿人さんの原体験はとても説得力がありました。
トップアスリート研修の様子
特にサッカーというスポーツの特性である「複数のポジションのメンバーがみんなでゴールにボールを運ぶ流れ」と、「保管・配送等の複数のポジションのスタッフがみんなで食品をお客様に届ける流れ」には共通点があり、チームで良い仕事を行うためのプロフェッショナルのコミュニケーションの本質は同じではないかと感じました。
また、トップアスリートと受講者をつなぐ、ファシリテーターの方の存在も大きかったと思います。佐藤寿人さんの原体験の話にたいして、「寿人さんだからできたのではないの?」と突っ込みを入れて、お話をさらに引き出していただきました。押しつけではなく、受講者目線での関わりをしていただけたと思います。
その他、午後の研修では、ブラインドサッカーの現役選手と体験を通じたセッションで、体を動かしながらコミュニケーションの大切さを実感いただけたと思います。また「同期作り」という意味合いでも受講者の距離感が近くなり、非常に効果的であったと思います。
ブラインドサッカー セッションの様子

5、受講者の感想はいかがでしたか?

コミュニケーションの大切さに気付きを得ていただいた様子です。またALUだからこそ、こうした研修を受講ができるという感謝の声もありました。また今回の対象者以外の方から受講したいという声も聴こえてきました。企業研修でこのような声が聴こえてくるのは珍しいのではないかと思います。

6、インタビューの中で、ALUの想いとも重なる「楽しむ」という言葉を何度も話されていましたね。井上様ご自身の「楽しむことへのこだわり」について聞かせてください。

研修だけではなく、全ての事に繋がりますが、楽しむことで視点が変わると思います。例えば、大変なことがあっても視点を変えると乗り越えられることは多いと思います。
荷物を仕分けする仕事1つとっても「なんでこんな重たいものを運ばなければいけないんだ」と思えばそれまでですが、発想を変えれば「ウェイトリフティングで筋肉を鍛えて、さらにお金までもらえてラッキー」という見方もできます。また、荷物を届けた先で誰かが喜ぶ姿が想像できたならば、さらに仕事の捉え方が変わってくると思います。
どんなことでも常に楽しむということを意識していると見方が変わってくる。
だからこそ、ALUも楽しみながら学びに繋がる、施策を展開していきたいという想いがあります。

7、インタビューを終えて

私(筆者鈴木)は、アサヒロジスティクス様の営業担当をしています。井上様から、次のようなお考えを伺う機会が何回かありました。
‟現在、物流の世界にも、AIやRPA (Robotic Process Automation)が入ってきている。しかし、食品物流では、まだまだ人が支えている部分が多い。人が支えているからこそ、人とのコミュニケーションが重要と考えている”
今回、アサヒ人財育成大学(通称ALU)様が大事にされている「研修51%、遊び49%」というコンセプトに、楽しく分かりやすくコミュニケーションが学べる「トップアスリート研修」がフィットするのではと思い、当研修をご紹介しました。
ご期待に添う研修を実施できたことを、担当者としてとても嬉しく感じています。
また、「楽しむことで視点が変わる」「大変なことがあっても視点を変えると乗り越えられることは多い」というお話は、ジョブクラフティング(※)の考え方におおいにつながるところがあるなぁと思いました。
※Job=仕事、Crafting=創る。働く人が「担当する仕事への見方・考え方や取組み方を工夫し、自分にとって意味があるものに創り変えていく」手法。
ジョブクラフティングの詳細↓

https://future-career-labo.com/2021/02/12/akimoto01/
井上様、お忙しい中、インタビューに貴重なお時間を割いてくださり、誠にありがとうございました!
★トップアスリート研修 ご案内資料
https://www.nipponmanpower.co.jp/cp/material/index.php/p6o2l0lkcdno